日だまりを歩けば (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
“テレビで見るよりずつとすてきだわ”天気予報キャスターのローレンは初めて会ったサムに胸が高鳴った。彼は彼女が所属するテレビ局と熾烈な視聴率争いをしているライバル局の看板天気予報キャスターだ。サムには独特の魅力があって、ここミネアポリスのツインシティズでは抜群の人気がある。ローレンは毎日ビデオで彼の番組を見て研究しながらも、いつの間にか視聴者と同じくサム自身に見とれてしまう始末だった。2年前に妻を亡くし3人の子供がいる彼も同じ思いだったらしく、ふたりは急接近していく。だが、愛が深まるとともにローレンの心は沈んでいった。彼女にはどうしてもよい母親になれないわけがあった。
裸足の令嬢 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
自分が死んだと見せかける“死亡事故”を作り上げるため、大富豪の娘イザベルは、崖から自分の車を落とした。異常なまでに彼女に執着する元夫の脅しや、彼女を裏切り、元夫に味方する家族たちから逃げたかったのだ。あとは誰にも知られず国を出るだけ。それなのに…。お金もパスポートもIDカードも、全部なくしてしまうなんて!行き場を失い、追いつめられたイザベルは、命をつなぐため農家に忍び込んだ。そしてその家の主ダンに捕まってしまう。事情を聞いたダンは契約結婚を切り出した。家事さえすれば新しい名前を与えようという。逃亡中のイザベルに、それはあまりに魅力的で危険な誘いだった。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ダルトン,マーゴット
RITA賞受賞作家。94年に日本でも刊行された『私という名の他人』は、アメリカでTVドラマ化され反響を呼んだ。その後も数多くのスーパーロマンス作品や単行本を中心に活躍。生まれはカナダ、アルバータ州の大草原(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
狙われたダイヤ (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
“都会にあこがれるただの田舎娘じゃないぞ”自信と力強さに満ちたジェニーを見てグラハムはそう直感した。「きみはなぜボディーガードになろうと思ったんだい?」「父の牧場を継いで結婚して家庭を持つだけでは満足できません。外の世界で自分の力を試してみたい、刺激的な仕事がしたいんです」彼女はボディーガード養成学校を優秀な成績で卒業したばかりで、重要書類や宝石などを運ぶクーリエを護衛する仕事を求めていた。スリルはあるが、それだけ命の危険を伴う仕事だ。「覚悟はできています。わたしにチャンスをください」“まさにボディーガードにはうってつけの人物だ”自分自身クーリエで冒険好きなグラハムは即座に決断した。ニューヨークには大仕事が待ち受けているのだ。彼女と一緒に仕事をすることになると思うと、彼はわくわくした。
銀嶺の追跡 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
“わたしも救助隊と一緒に山に登ろう”TVレポーターのエイミーは双子の弟ロジャーが乗った飛行機がティートン山脈に不時着したのを知ったときからそう決心していた。いままで自分が決心したことを実行して間違ったことはなかった。国家の安全にかかわる重大な情報を握っているロジャー。救助隊のなかには弟の口を封じようとする者がかならずいるはずだ。下山の途中で事故を装って弟を殺すのはたやすいことだろう。しかし、救助隊の隊長となった一流の登山家デルは彼女の弟が遭難者だという理由だけでは同行を許さなかった。エイミーはデルを愛しはじめていたが、彼も弟の命を狙う一味かもしれない。だから本当の理由を打ち明けるわけにもいかないのだ。そこで彼女は一計を案じた…。
遺産の行方 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
「なんて変わった人だったの、アーデラ叔母さんは!」シャーリは巨額の遺産のありかをしるしたロケット探しの最初の手がかりをランプシェードの裏に見つけて、叫んだ。彼女は大叔母からバンクーバーの家を相続したが、大掃除の最中にそこらじゅうから現金が出てきていまや本格的な宝探しのゲームが始まった。故郷からここに移ってきて一カ月半というものシヤーリには驚きの連続だった。欲の皮がつっぱった親戚は入れ替わり立ち替わりやってくるし、そしてなによりも、あのロシャンという男―彼もまたロケットほしさに近づいてくるのだろうか?わたしはシェフ、料理人が多いとどうなるかはわかっている。欲深な連中はたくさんだけど、でもロシャンはいてほしい。
紅薔薇と白雪姫 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
コミュニティスクールの犯罪学のクラス―それはハイジの目的にぴったりだった。ただ一つ予想外だったのは、担当するのが引退した刑事ではなく、長身でたくましい現職刑事ギデオンだったことだ。そのクラスはミステリー作家の卵たち向けのものだと知り、ハイジは親友の冤罪事件を小説の“あらすじ”として発表し、ギデオンの注意を引いて再捜査に協力してもらおうと企てた。そして彼女の作戦は成功した。彼がすぐに“あらすじ”のことで話があると言ってきたのだ。これで親友を救えるかもしれない、とハイジは胸を高鳴らせた。その胸にある別のときめきは、今は無視して…。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ウインターズ,レベッカ
アメリカの作家。十七歳のときフランス語を学ぶためスイスの寄宿学校に入り、さまざまな国籍の少女たちと出会った。これが世界を知るきっかけとなる。帰国後大学で、多数の外国語や歴史を学び、フランス語と歴史の教師になった。ユタ州ソルトレイクシティに住み、四人の子供を育てながら執筆活動を開始。これまでに数々の賞を受けたベテラン作家である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
お見合い大作戦―2000年には結婚を (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
離婚して五年。二人の娘のいる家と仕事場を往復するだけで、まったく男性に縁のない生活を送っていたシャロンのまわりに、なぜか最近、いろいろな男性が現れる。娘たちの友人の父親に、本屋の店員、学校の保健教師…。しかもみんなシングルらしい。実は、娘たちがこっそり企んだお見合いなのだ。だが二度と傷つかずに生きていこうと思っているシャロンは、どの男性にもちっとも関心を示さない。思いがけないところに、シャロンを温かな目で見守る男性がいた。シャロンの家の地下室を改装している業者のゲイブ・マローンだ。彼も離婚していて、娘を手放した寂しさを埋めるように、何くれとなくシャロンの娘たちの相談に乗っていた。しかし、少女たちの思惑どおりにことが運ぶほど、大人は単純でなかった。
サバンナは呼ぶ (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ケニヤ。十四歳までを過ごし、こよなく愛した地。そして大きな悲しみをかかえて去ることになった、今では思い出したくないわたしの故郷―。ケイトと四つ年上のアレックスとは、ケニヤでのびのびと育った。ふたりの父親どうしも仲が良く、ともに野生動物に生態を研究していた。思春期を迎え、互いに新たな感情を抱きはじめたふたりを、ある日突然、悲報が襲う。ふたりの父親が、野生動物に無惨な殺され方をしてしまったのだ。しあわせの大地は、悲しみの地に変わってしまった。ケイトはケニヤを去り、アメリカにもどった。あれから十三年。今また運命が、彼女をケニヤへ、そしてアレックスのもとへ引きもどそうとしている…。
危険な火遊び (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
「デニーは健康で正常な子供です」放火癖のある青少年のための教育を進めている消防士ジェブに、リザはきっぱりと言った。昼間はピアノの調律師、夜はナイトクラブでピアノを弾くリザは、私生児の5歳の息子とふたり、両親とも絶縁状態で暮らしている。忙しくてなかなか息子をかまってやれない毎日だ。父親のいない家庭のハンデも痛いほど感じている。「息子がぼやを起こしたのは事実です。でも単なる好奇心からだわ。父親のいる子にだってあり得ることでしょう?」だが、家庭環境に問題の原因があると見たらしいジェブは、それ以来なにかとリザの生活に立ち入ってきた。小さなデニーも彼を気に入ったらしく、しだいになついていく。彼がハンサムで誠実で気さくな人なのは認めるわ。でも…。恋もなにもかも犠牲にして築いてきた生活を乱されたくない。リザは自分の心の中でうごめく欲望の力を恐れた。
ダブルロマンス (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
「もしもし、ミセス・ファレルですか?ウェイ・ダルトンですが、いまからお宅へ伺いますからよく目を覚まして待っていてください」「こんな早朝に何事です?非常識だわ」「あなたの息子さんがうちのヘザーを妊娠させたんですよ!」「まさか!ジェフにかぎってそんな…」大学教授アマンダの脳裏に昔の苦い記憶がよみがえった。結婚前のまだ十代のころ妊娠した彼女は、16年前、プロゴルファーをめざす夫に捨てられたのだ。アマンダの心配をよそに、ジェフは愛しているから結婚するという。言い争うふたりの前に、ヘザーとその父親が現れた。アマンダの目はプロ野球選手である父親のウェイに釘づけになる。“長身でたくましくて、愛する妻を事故で亡くした男。でもわたしの嫌いなスポーツ選手なんだわ”初めは子供たちの結婚に反対していたアマンダだが、ウェイの説得もあって次第に態度を和らげていく。同時にウェイをひとりの男として意識し始めるのだった。
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